お客様のブログで川西産G血統に関して記述がございましたので私のこの血統の由来について初めて正式に記載させて頂きます。ずっと公には記述してきませんでしたが、もうだいぶ年数も経ちますしそろそろ良いでしょうか。

この血統は前々ビークワギネスである川西産82.4ミリ個体のインライン直仔をずっとそのままインラインでブリードしている血統です。

このギネスは森田ゴールドで有名な森田紳平様が作出された個体です。

当時オオクワガタの飼育を始めてまもなくで多少国産オオクワガタが面白くなってきた頃でした。私が大型個体へと突き進む原点の個体がこの82.4ミリの個体です。それはもう素晴らしく大きく迫力有り、一目で虜になってしまいました。

実はこの森田様の個体がギネスを取られる半年以上前に美形オオクワガタに興味を持ち、その中でかなり大型個体続出している森田ゴールド血統に興味があり、80ミリの子供の76ミリのペアと別系統の70ミリのペアそれぞれを入手していました。森田様の代理店をされていた今は無きニジイロペットハウスの店長さんに頼み森田様のところで良い個体を選んできてもらいました。

この76ミリのペアはDゴールドと呼ばれる血統群の個体でした。そしてギネス個体82.4ミリの同腹のペアだったわけです。後にこのギネス個体の直系系統がギネスゴールドと呼ばれるようになりました。

このDゴールド系統の76ミリはうちでは川西産A血統と名称を付けブリード致しました。どういう訳か親は太く最高であったわりに子供はもう一息で種親にすべき個体が出なかったのでこのラインはブリードを打ち切りました。

他に別系統の70ミリのペアを入手していたわけですが、こちらがなな丸血統の原点になります。そのときの70ミリ♂が下の方の記事にある個体になります。

このなな丸血統の81ミリ♂と川西産A血統52ミリ♀を掛けたラインが現在のNA血統となります。

話は戻りまして、ギネス個体の82.4ミリが羽化してその秋、10月にこっそりと早期羽化兄弟♀との交配によって生まれた初令幼虫が売り出されました。

森田様のホームページの片隅です。偶然見つけてしまい、ちょっと高価な幼虫でしたが、最初に1頭、あとから3頭購入させて頂きました。

そう、ギネス個体82.4ミリのインライン直仔です。

この4頭の幼虫は飼育棚の最上段に陣取り毎日「大きくなれ〜」と拝むような気持ちで見守っていました。この4頭の幼虫のうち1頭は死亡し、残りの3頭は2♂1♀で羽化してきました。

このうちの76ミリの♂と48ミリの♀のラインがうちの川西産G血統(Gはギネスの略)の原点となりました。

この血統はさすが美形血統、とても素晴らしい個体が多く羽化してきています。

形状を維持固定するためにアウトラインではブリードせず、82.4ミリ個体を頂点とするインラインでずっとブリードを続けています。

このところ形状もより固定されて来つつあり、私のお気に入りの血統となっています。

昨年のブリードはちょっと採卵に失敗してしまい、今年の羽化個体は数が少ないです。今年のブリードは順調に予定数の幼虫を確保できていますし、81.5ミリ♂と54ミリ55ミリの♀との間にある程度の幼虫も生まれています。来年の羽化が非常に楽しみです。

このような素晴らしい血統を分けて頂いた森田様には感謝しております。


森田様の執筆された書籍『オオクワガタ飼育のすべて』は私のブリードのバイブルになっています。ビークワにも継続して記事を執筆中ですね。


いつか森田様が出店されるクワガタイベントに遊びに行ける日を楽しみにしながら大好きな川西産G血統を大切にブリードして参ります。