銚子オオクワガタ倶楽部公式BLOG

大型血統オオクワガタの話題(能勢YG・久留米・川西G他)

2007年02月

毎年のことだけど

この時期はなんとなく「そわそわドキドキ」しますね。

ちゃんと大きく成長した幼虫たちは蛹化へ向かってくれるのか?

暴れないでおりこうさんに蛹になってくれるのか?

羽化不全なくちゃんと羽化してくれるのか?

大きく羽化してくれるのか?

等々一年の締めくくりですから。

今期は結局36グラムの幼虫が3頭になりました。昨年の山梨産35グラムはセミ化幼虫決定です。この山梨産は12月に初令で取り出してその後6月は1ヶ月間15度の冷蔵庫において冬を感じさせました。このときの幼虫群はほかにもいて、他の幼虫は羽化してきたのですが、山梨産を含め数頭はセミ化してしまいました。

大きな幼虫ほどセミ化の危険性は高いので難しいですね。

今期の36グラム群はどうなるか?

セミ化せず蛹化したとしても羽化できるのか?

目が離せませんね。

 

平均体重と異常な環境

今期だいたい100頭ちょっとの♂幼虫がいます。その中で27グラムを超えているのがほぼ50頭、その中で30グラムを超えているのが18頭、またその中で33グラムを超えているのが9頭と言うところです。27グラムに満たない幼虫の中で大半が25、26グラムですから、平均は27グラムを超えてくるでしょう。

今期はHSボトルをメインに使ってきていますが、このボトルの素晴らしいところは2本目で体重が落ちにくいところです。横ばいか増加が多いです。

昨年はNSボトルがメインでした。菌糸の持ちという観点から言うと間違いなくNSボトルに軍配があがります。

うちのブリードルームでは12月に判明したのですが、HSボトルの持ちが悪いんですね。添加剤など多めで活性が高いのでそのせいかと考えたのですが、原因は他に。。。

なんとブリードルームの湿度が以上に高かったのです。

真冬に湿度70%以上です。どうも川から水蒸気が上がってくるようです。

本業の倉庫に除湿器を移動させてそっちで使っていたのですが、真冬だし除湿器も必要なくなったのでブリードルームに持ち込んで綺麗に除湿器の掃除でもと思ったのですが、部屋に入れたところ湿度が75%を表示しました。

12月初旬に75%ですから何かの間違いでは?と思ったのですが除湿器のスイッチを入れるとバンバン動いています(^_^;

エアコン稼働していて、除湿器50%設定でバンバン動いていますから、菌糸にとって最悪の部屋を作ってしまいました。

NSボトルであれば耐えられた環境がHSボトルには厳しいようでした。

普通だと冬の乾燥に気を付ける方がほとんどだと思うのですが、うちではボトルのフタに穴を開けて乾燥させる騒ぎです。

早めに気がついて良かったです。気がつかなかったらどうなっていたか。

友人のところではNSボトルの方が成績が良いと言っていましたので、各自飼育環境などで使い分けると良いのでしょう。うちのような事も起きるのですからいろいろと試して自分にあったボトルを選択して頂ければ幸いです。

来週から温度上げ

いよいよ蛹化スイッチをいれる温度上げの時期が近づいてきました。

現在18度から19度台ですが、

予定としては18日から少しずつ温度を上げ初めて3月10日ころに上限最高温度で27度ほどまで上げます。だいたい夜24度台後半昼26度台後半といったところでしょうか。

ほとんどの幼虫がボトルの中心部にいて回りには出てきていませんが、スイッチが入ると動き出して表面に蛹室の一部分を接させてつくることになると思います。ガラスビンだと面に沿って蛹室をつくる個体が多くなりますが、PPボトルだとほとんどが中心に向かって蛹室を作りますので、状態を把握するのが難しいですね。

幼虫の状態や蛹の状態が見えないのでちょっとつまらないです。

基本的には自分で作った蛹室で羽化させることがベストだと考えています。

蛹室にきのこが生えた、劣化のため羽化まで持たないなどのやむを得ない

場合は人口蛹室を使うことになるでしょう。

 

 

久留米オオクワ販売用に掲載

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トップページをごらんの方はおわかりと思いますが、久留米産オオクワガタを1ペア掲載致しました。

この個体は顎開きで79ミリと大型であり、♂親は84ミリギネス個体の同腹兄弟、かつこの度ビークワギネスを更新した83ミリの♀親と兄弟です。

当然この個体の中には大型の血が流れています。兄弟は当倶楽部で80ミリ81ミリと二頭の80オーバーが羽化しています。

いかがでしょうか?この個体を押さえておき、来期は80ミリを目指しませんか?

これから久留米産はあちこちから出てきますが、マツノインセクト様の84ミリやビークワギネス個体などと縁の深い個体が多くなるはずです。アウトラインもある程度自由に選択できるようになるでしょう。

おすすめの一頭です。

メスの顎欠け

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今期は顎の欠けた♀が何頭もいるのでどうしたものか?と考えていました。販売時には顎欠けのメスは出せませんから数は少なくても手元に残っていく事になります。

一旦産卵セットを組むと少なくても2週間はそのままになるのでできれば失敗は避けて高確立で産卵成功と行きたい者ですね。

そこで顎の欠けたメスはどうやったら良いのか?ですが、今までは顎が欠けてしまったのだからもう材は囓れないだろう。菌床産卵しか手はないのではないか?とそっちの方面で今年の産卵に関して考えていました。

しかし、越冬に失敗して死亡したメスを見ていて、「顎はずれている!」事を思い出しました。画像を見ると良くわかるのですが、メスの顎は上下にコンマ何ミリかずれているんですね。と言うことは少し顎が欠けていても若干産卵数には影響があるかもしれませんが致命的な問題はないとわかりました。

ただ、硬い材では難しいかもしれませんね。顎欠けのメスには少し腐朽の進んだ柔らかめの材と菌床ブロックダブルセットで今期行ってみようと思います。

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