では、BD使用レポートに使うブリードルームを紹介させていただきます。
普段の状態で撮影したことからちょっと散らかっていますが笑って済ませてください。

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当店ブリードルームは12畳の広さがありすぐ脇に川が流れ倉庫の二階にあります。
湿度は真冬の一番乾燥した時期でも川の影響で低くても40%前後で済み今の時期でも天気により68〜69%あります。そのため通年除湿機を50%設定しておくと湿度管理は易しくほぼ一定に近い湿度を得られます。

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温度のほうは停電からの自動復帰付きエアコン二台で一台は暖房もう一台は冷房で管理になります。暖房しか使わないときは両方暖房、真夏の冷房しか使わないときは両方冷房に設定します。
オイルヒーターもありますが、これはエアコンの暖房は16度からしか設定ができないので冬温度を設定するために14度から設定可能なオイルヒーターも用意してあります。

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空気清浄機は二台常時稼働させています。これは空気の汚れが菌糸の発菌や活性に影響するため外せないアイテムです。
写真の真ん中は除湿機ですが、この除湿機は稼働すると上部から温風を出す関係で除湿機の周りは温度が少し高くなります。そのためこの周辺には大事な幼虫は置いていません。

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今回BDを設置した幼虫ボトルを置く場所は一番奥の除湿機から一番遠いラックに置きます。正面奥に見えるラックです。
このラックがある場所は一番温度湿度が安定していてなぜか結果も出ている神棚と呼ぶにふさわしい場所です。
このような狭い環境なのでトップブリーダーさんたちのこだわりには追いつかないかもしれませんが一般のブリーダーさんたちと比べればかなり良い環境では無いかと思います。

今年の飼育方法ですが
ブリードルームは通年25度前後(24.5〜25.5くらい)に維持します。
幼虫の冬温度はブリードルーム外(倉庫屋内)の常温を利用して冬温度を取ります。
幼虫期間(羽化まで)は10ヶ月〜11ヶ月を目安にして飼育を行います。
菌糸は二本目までFSをメインに羽化ボトルは今期は♂はCS中心♀はFS中心で行こうと思います。
ブリードは完品を目指すタイプなので幼虫体重を乗せて攻めていくタイプではなく穏やかに成長させ二本目でも体重が伸びる。成熟期間を短めにして羽化に導くスタイルを取ります。もちろん羽化までBD使用となります。

このため幼虫のポテンシャルギリギリまで攻めていませんので完品率は当初から高めになると思いますが、BDがそれ以上に貢献してくれることを期待しているところです。

制作者様はヒラタのレコードホルダーでもありますし、そのブリード環境では不全無し魔法のディスクを謳っていますからその言葉は重く期待が持てると考えています。さすがに全て完品はないだろうと思いますが、それでも私のところである程度の結果は出るものと期待しています。