オスの交換が前提の説明になります。

【HS菌糸】

ビークワギネス871,880と2連覇
90ミリ完品羽化実績のナンバーワン菌糸です。
(すべてワイドカウさん羽化個体)

年間を通してオガ、水分量ともに安定しています。
持ち、大きくなりやすさ共に優れています。
大変扱いやすいので自由にスケジュールを組んで頂けます。

一例ですが、
3月初順に羽化に向けた加温をするとした場合に
最後のボトルへは加温2ヶ月前の1月初順より
加温後の捨てビンまで行えます。
その辺をターゲットにしてそのポイントまでの交換
スケジュールは自由に調整可能です。

【CS菌糸】
現在当店ブリードのメイン菌糸です。

年間を通してオガ、水分量に若干のバラツキが見られます。
加水を行わなくても問題はありませんが
厳密に管理詰め替えようとする場合はブロックでの水分量を計り、
加水を行い詰め替えるのがベターです。

加水を行う場合はブロック1個あたり2350g前後を目安に
乾燥による不足分を加水してください。

オガはブナ100%のためその性質上分解が早いです。
分解が早いためにHSにくらべると若干持ちは悪いですが、
一般的に考えると十分です。
大きくなりやすさも十分にありますが、
交換スケジュールでいくつかの点を注意する必要があります。

一例ですが
3月初順に羽化に向けた加温をするとした場合に
最後のボトルへは加温1ヶ月前の2月初順より
加温後の捨てビンまで行えます。

最後のボトルへの交換がもっと早い場合はその度合いにより
菌糸の腐朽が進みますので加温後の暴れが増えてきます。

2月初順に最後の入れ換えを行うとした場合にはその前の
ボトルには10月初順〜中旬に入れ替える必要があります。
この10月初順〜をターゲットにそのポイントまでの
交換スケジュールを検討する必要があります。

初二令で800に入れ替えた場合最大で3ヶ月入れておけますが
早い時期の初令だと期間が不足します。
たとえば6月初順に初令で800に入れると9月初順に交換する
必要があり、逆算したときの10月初順まで1ヶ月足りません。

そこでどうするかと言うと、プリンカップを経由して交換時期を
少し伸ばすか、幼虫の取り出しそのものを遅らせるか、どこかで無理を
して長く入れるか、割り切ってもう一本余計に使うかと言う事になります。

その辺は都合で調整して交換スケジュールを立てるようになります。

私は早い時期に割り出した幼虫の場合はプリンカップで3令にしたあと
オスは1400へメスは800へ入れ替え、羽化までに1400は3本使います。
3月初順の加温に対して2月に入ってから3月中旬にかけての交換になりますので
菌糸の持ち的にはかなり余裕があり、最終ボトルもまったく暴れません。
蛹室も良い状態で作られる事から完品羽化個体はけっこう期待できます。

要は、HS・CSともに最後のボトルへの交換ポイントに向けてスケジュールを
組む事です。そこがゴールです。あとは幼虫の力を信じて羽化を待つ事になります。

ご自身の都合に上手くあわせて当店菌糸をお使い頂けますよう
お願いいたします。